1949-04-05 第5回国会 衆議院 本会議 第12号
一般農産物價は六十倍ないし九十倍に上つた。米價は百三十二倍に上つた。しかるに硫安は二百六十倍に上つた。石炭は三百十七倍に上り、銑鉄は四百六十二倍に上つているという驚くべき事実、これを諸君が驚かないというならば、それは諸君が独占資本家にまつたく飼い殺されていると同じことになるのである。(拍手)鉄鋼、肥料等を安くするというけれども、民主自由党は約束したことは一つも実行しておらぬ。
一般農産物價は六十倍ないし九十倍に上つた。米價は百三十二倍に上つた。しかるに硫安は二百六十倍に上つた。石炭は三百十七倍に上り、銑鉄は四百六十二倍に上つているという驚くべき事実、これを諸君が驚かないというならば、それは諸君が独占資本家にまつたく飼い殺されていると同じことになるのである。(拍手)鉄鋼、肥料等を安くするというけれども、民主自由党は約束したことは一つも実行しておらぬ。
その他昭和二十二年の十一月から昭和二十三年六月まで支拂うという賠償費の不足額、これは昭和二十二年度産米の米価は、昭和二十二年十一月に石当り千七百五十円と決定されたので、旧炭價の賠償算出の基礎になつた米價の石当り五百五十円との差額、すなわち一千二百円に対して、この期間の補償石数を計算いたしまして、政府の方において米價を決定変更したのでありますから、これが見込んでなかつたものとして、今回の補償の中に入れておるわけであります
○平野國務大臣 今おつしやるのは五百五十圓で買つた米價を麥とプールして千圓以上にした。この點についておつしやるのでございましようが、これはもうしばしば申し上げております通りに、すでに米價を大幅に引上げるということは決定的事實でありまして、五百五十圓という米價がすえおかれるはずがないことは萬々でありまして、あなたの御指摘になるような、そういう中間的な利益をとるような米價の決定は絶對いたしません。